グリセリン 500ml 第2類医薬品の商品詳細
使用上の注意
■してはいけないこと(浣腸用)
[守らないと現在の症状が悪化したり副作用が起こりやすくなります。]
連用しないこと[常用すると、効果が減弱し(いわゆる”なれ”が生じ)薬剤にたよりがちになります。]
■相談すること(外用)
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)湿潤やただれのひどい人 2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。 関係部位:皮ふ
症状:発疹・発赤、かゆみ
■相談すること(浣腸用)
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(早流産の危険性があるので使用しないことが望ましい。)
(3)1歳未満の乳児
(4)高齢者
(5)次の症状のある人
激しい腹痛、吐き気・嘔吐、痔出血
(6)次の診断を受けた人
心臓病
2.2〜3回使用しても排便がない場合は使用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
■その他の注意 (浣腸用)
次の症状があらわれることがあります。
立ちくらみ、肛門部の熱感、不快感
効能・効果
外用:ひび、あかぎれ
浣腸用:便秘
用法・用量
(外用) 脱脂綿・ガーゼ等に浸して患部に軽く塗る。
(浣腸用) 本剤を常水で2倍に希釈し、浣腸器を用いて直腸内に注入する。
注入量は希釈後の溶液の量として、次の通りとする。
12歳以上 :1回30mL
6歳以上12歳未満:1回20mL
1歳以上6歳未満 :1回10mL
1歳未満 :1回5mL
1回量を直腸内に注入し、それで効果のみられない場合にはさらに同量をもう一度注入する
(用法・用量に関する注意)
(外用)
(1)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(2)目に入らないように注意し、万一目に入ったときは、すぐに水又はぬるま湯で洗い流してください。
なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
(3)外用にのみ使用し、内服しないでください。
(浣腸用)
(1)定められた濃度に希釈して、よくかき混ぜてください。
(2)本剤使用後は、便意が強まるまで、しばらくがまんしてください。
(使用後、すぐに排便を試みると薬剤のみ排出され、効果がみられないことがあります。)
(3)小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
(4)特に乳幼児の場合には、安易な使用をさけ、浣腸にたよりすぎないように注意してください。
(5)浣腸にのみ使用してください。
(6)浣腸器を無理に挿入すると直腸粘膜を傷つけるおそれがあるので注意してください。
成分分量
本品1mL中、日本薬局方 グリセリン84.0〜87.0%を含有します。
保管および取扱い上の注意
(1)直射日光を避け、なるべく涼しい所に密栓して保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れかえないでください。
(誤用の原因になったり品質が変わるおそれがあります。)
(4)使用期限が過ぎた製品を使用しないでください。
(5)希釈するための容器は清潔なものを使用してください。(浣腸)
(6)使用残液は捨ててください。(浣腸)